総胆管結石の入院まとめ
先週の入院騒動をまとめてみました。(ようやく完了!!)
症状としては”総胆管結石”、”閉塞性黄疸”、”胆嚢結石症”でした。
診断書より
石関係は痛いとよく言いますが、痛い、痛い。もう二度とごめんです。
<事前情報>
もともと胸部レントゲン、超音波エコーで胆のうに10mm以上の石が
2個以上あることは、事前にわかってました。
(7年くらい前より)
<9月27日>
送別会で中華料理、焼き鳥屋でしこたま飲む、食べる。
<9月28日>
朝食後、右腹部上部に鈍い痛み発生、布団で半日以上寝る。
5時間くらいで痛みは治まる。
前日の飲み会なので食べ過ぎか食あたりかと思いそのまま放置
<9月29日>
普通に生活、ロードバイクにも乗る。
ただし、便の色がちょっと黒い。
<9月30日>
普通に勤務先に出社、業務をこなす。
社食で夕飯を食べる。
メニューは焼肉、付け合せにコロッケ
帰宅しテレビを見ていたら、右腹部から肺にかけて痛みが始まる
5分もたたずに呼吸するのも大変なくらい痛くて痛くて動けなくなる。
痛みは右腹部が痛みの塊になっている感じ、刺激系の痛みではなかった。
当然のことながら、これまで味わったことの無い痛み。
我慢できないというか”死”を意識する感じだったので、
這って電話機まで行き、救急車を呼ぶ。
電話のやり取りも息絶え絶えで何とか絞りだすようにか話せない。
でも救急の人とのやり取りで冷静になってきたのか、胆石持ちなのを思い出し
”胆石”の可能性を説明。
救急の方は”救急車が出払ってるのでちょっと遅れる。鍵を開けて待って”とのこと
ちょっと絶望感が出てくる、、、、
電話が終わってから、携帯で実家に電話、腹痛で救急車を呼んで病院に行ってくる。
たぶん胆石と思うと伝える。
その後、若干痛みが引いてきたので戸締り、着替え、貴重品を身につける。
息も絶え絶えでの電話だったからか、とりあえず消防の方が到着、
その後、救急車到着し乗り込む、
この頃にはたいぶ痛みは治まり、歩いて救急車に乗り込めるようになる。
バイタルチェックでは体温が低め(35℃台)後は正常
近所の市民病院に搬送され、とりあえず点滴、問診で症状や胆石持ちの説明をする。
その後、血液、尿、胸部腹部レントゲン、CTの検査実施
安定してきたので、救急処置室から待機室へ移動し待機、
その後診察室で医師より”総胆管結石”で間違えないでしょうとの診断
胃カメラで胆石を取る手術が必要と説明、
血液検査結果もそれほど悪くなく、腹痛も治まってきたので、緊急入院は必要無し、
”痛みが出たらロキソニン飲んで、よく効くから。明日外来で来てください”と言われ自宅に帰される。
タクシーで帰宅、まだ腹痛が続いていたので、ロキソニンを飲む(大して効かなかった)
夜遅くには痛みは無くなる、でも不安でほとんど寝られずに一日目終了。
<10月1日>
その場で胃カメラを入れる可能性も考えて朝食抜き。
朝一で市民病院へ行き、消化器内科に外来で診察、
前日のCT映像を見ながら”総胆管に胆石が詰まっているので
胃カメラおよびERCPによる胆石摘出”が必要と説明
事前にMRIで石の位置確認が必要なので、最短の10月3日に予約
そこから翌日10月4日に手術が決定で、
”一週間くらい入院だけど、いつ入院する?、今日これからどう?”といわれるが、
準備が必要なので(なにせ一人暮らし全部一人でやらなければならない)
翌日よりの入院となる。
”とりあえず、食事はスープとかにしておいてね、急に痛みが出たらすぐに来て”
といわれて帰宅。
勤務先上司や同僚に連絡し、翌日までの食材(と言ってもスープとスポーツドリンク)と入院に必要な物を購入し、自宅待機。
ちなみに尿はまっ黄色、便はクリーム色、軽い黄疸が発生、腹痛はまったくなし。
この日は前日の睡眠不足と不安もだいぶおさまってきたので爆睡
<10月2日>
スープとスポーツドリンクでおなかぺこぺこ
午後2時に入院、手続きと採血を済ませて病室へ、最上階(といっても5階だが)の窓側、少ししたら点滴開始、最初は生理食塩水から始まり、ビーフリード(栄養点滴)に順次切り替え、回診にきた主治医と話して一日目終了。
ちなみに食事はなし。(胆汁が出ると痛みが再発するので)
尿は相変わらず黄色い。白目は若干黄色みがかっている。
<10月3日>
相変わらず点滴生活、アミノ酸やらブドウ糖が入っているせいなのかおなかは空かない。夕方からMRIを実施、夜の主治医の回診では詰まっていた本命の石は今回胆管に写っていなかったとのこと、たぶん落ちたのでしょうとのこと、
痛みやひどい黄疸は出ていないので、予定通り明日手術は実施説明
尿はもちろん黄色い、便は無し(食事を取っていないからね)
<10月4日>
午前中はいつも通り、朝から点滴が生理食塩水系になったので、おなかが空いてくる。ゆっくりゆるゆる生活、
午後になったら看護師さんから手術着を渡され着替えて待機
2時ごろにそろそろ手術ですと呼ばれて内視鏡室に歩いて行く。
でも、入ったのは隣のレントゲン室。
ここで、主治医と会って”それでは始めましょう。では胃カメラから”と言われる。
レントゲン台の上に横になって寝て、麻酔を口に含み5分くらい咽喉に入れておいてその後飲んでくださいを言われて、言われたとおりにする。
その間、主治医は胃カメラの準備、(主治医以外にも上司と新人さんも同席)
飲み込んだ後に、マウスピースを付けて、いざカメラの挿入。
胃カメラは初めてだったので、痛い、痛い、あんなに辛いものとは思いませんでした。個人的には胆石発作と同じくらいの辛さでした。
(胃カメラなんてたいしたこと無いじゃんと思っておりました。 先輩方どうもスミマセン。)
どうしてものどに力が入って通らず、何度か再チャレンジしてようやく喉元を通り過ぎる。
その間も何度も嗚咽を繰り返して辛い思いの中、胃カメラをぐいぐい押し込んだり、右へ左へねじったりしながら、奥へ進ませていく。
主治医:”胃は綺麗ですね~”、私:”うーてーすーか”(そうですか)、主治医苦笑い
主治医:”もう少ししたらおわりますね~”、私:”うーい”(はい)、主治医薄笑い
そんなこんなでひっぱり出して終了。
主治医:"おつかれ様、辛かったでしょう、この次は鎮静剤入れますから、眠ったままですので、だいじょうぶですよ”
私:???? (だったらさっきの胃カメラも鎮静剤いれろよぉ~と心の叫び)
このあとはうつぶせになり顔を横にして待機。
急に看護師など人が増えて、全員手術用の前掛けをしたり、今までと違ってあぁ手術になるんだなぁという感じになる。
準備がほぼ出来たみたいで、主治医:”それでは鎮静剤を注射します”で注射をされて
30秒くらいで意識が遠のく、、、、、、
目を覚ましたら、病室のベットの上、夕方の5時ごろ、寝ぼけ眼で”手術完了”のメールを入れて、又寝る。
6時過ぎにようやく目が覚め、テレビを見始める。
夜7時ごろ、主治医が現れる。
手術は無事終了。
事前のMRIでの通り、引っかかっていた大きな胆石は無かった。
胆管内を掃除したところ、砂は落ちてきた。
とのことであった。
この頃(だったと思うけど)に点滴に抗生剤の追加が始まる。
特に安静とかもなかったので、普通に起きてトイレに行ったり、歯を磨いて顔を洗って、本日終了。
(この頃には夜は寝れなくなって1時過ぎまでスマホでゲームしたり某掲示版を見たり、)
<10月5日>
手術翌日より食事開始、朝は重湯、昼と夜は三分粥
栄養点滴に変更、たまに抗生剤
面会に友人、職場の同僚、両親が訪れる。
痛みなど無し。
まだ尿は黄色い、もちろん便はまだ出てこない。
<10月6日>
この日は朝は三分粥、昼、夜は五分粥
いまだに栄養点滴と抗生剤、
昨日差し入れに持ってきてくれた”岳”を読み始める。
面白いけど、病人に持ってくる本ではないなぁ
まぁ手術後だったので、もうお気楽状態だったので問題ないけれどもね。
主治医との面会で術後良好なので、10月8日退院予定となる。
胆嚢内に石は残っているので、胆嚢摘出を進められた。
癒着など無ければ、腹腔鏡にての手術で一週間の入院とのこと。
尿の色はだいぶ薄くなる。この日術後初めての(少量だが)便が出る。
臭いがきつく、若干痛みを伴った便だった。
残念ながら、便には石が見当たらなかった。
<10月7日>
食事は五分粥、一日暇。
この日の夜に最後の抗生剤の点滴を行い、点滴終了
<10月8日>
食事は全粥、退院に向けて荷物の整理。
朝に採血、特に問題なかったので、10時過ぎに退院。
入院、手術費用はおおよそ14万円、カードで支払う。
次回診察日を予約。
<まとめ>
胆管結石は痛い
それと同じくらい(時間は短いが)胃カメラも痛い
胆石持ちは暴飲暴食、油っこい物を食べた後の謎の腹痛は結石と思え!
仕事が一段落付いたら、胆嚢摘出を実施(もうこの痛みはイヤ)
<入院持ち物リスト>
アンダーウェア類
室内着(ジャージ類)
夏場はパジャマ(ジャージは寝るには肌触りが悪く暑い)
スリッパ(今回忘れて面倒だった)
タオル類(エアコンが効いているのでそんなに必要ない)
ティッシュペーパー
洗面用具
常用してる薬
筆記用具
なにかのお役に立てれば!