本2
入院中に読んだ本2
レイモンド・チャンドラーの「リトル・シスター」
清水訳では「かわいい女」
村上訳も清水訳も両方読んでますが、
清水訳:劇作調
村上訳:村上調
って感じ。ぜんぜん説明になってませんが、
(村上春樹の作品をあまり読んでないので、これもやっつけですが)
ストーリーはいまいちかな?、終わりの謎解きがぐでぐで気味で、
ちょっともったいない感じです。
でも”ゴンザレス”という魅力溢れる女性が出てるし。
マーロウのシニカルな(時に辛辣な)描写もあるし
その辺を味わいながら読むと楽しいですね。
チャンドラーもそうですが、ハードボイルド作品は
謎解きを読むというより、雰囲気を読むというか、主人公を読むという感じですね。
男が男として生きることができる職業が探偵なのでしょうか?
そうゆうわけではないでしょうが、表現しやすいのでしょう。
ちなみにチャンドラー作品ではベタですが「長いお別れ」が一番好きです。
ストーリーは判りやすいし、主人公も脇役も魅力に溢れているし。
村上訳も文庫になってるようですので、読んでみては!
- 作者: レイモンド・チャンドラー,Raymond Chandler,村上春樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/12
- メディア: ハードカバー
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<今日の夕飯>
スーパーの惣菜が多かったので、久しぶりに駅まで出て夕飯
ココイチでカレーでもと思ったが、王将で炒飯とかならレンゲで食べれると思い入店、
お勧めメニューの中華丼セットを頼む。
あ、ラーメンと餃子がある、、
はい、がんばってぶきっちょな右手で食べました。